サトリアへの

和風ファンタジー · 異世界転生なし · チートなし

数える少年と、
値のつけられない少女

〜もう誰にも騙されない〜

山あいの貧しい村・元村(もとむら)。十二歳のヨウタは、何でも数える少年だ。 瓦も、鶏も、銅貨も——嘘も。幼なじみのカットは、その逆。何ひとつ数えたことがないのに、 人の心に必要なものを、いつも前掛けのポケットから取り出してみせる。 ある日、二人は聞く。「悟りの都サトリア」——誰も他人を騙せない、目の開いた人々の都の伝説を。

連載情報

小説家になろうにて連載中

毎週 木曜・日曜 18:00 更新 | 作者:ホタ・ゴンサレス

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全五巻+合本版

書籍

原書はスペイン語で全五巻完結。日本語版は「小説家になろう」で第一巻から順次連載中です。

『数える少年と、値のつけられない少女』表紙
第一巻

数える少年と、値のつけられない少女

瓦を数える少年と、前掛けの少女。ふたりは谷を出て、名前を訊かれる都を探しに行く。

スペイン語版原題:El viaje de Yota y Kat hacia Satoria

『Se paga el hacer』表紙
第二巻

Se paga el hacer

港町アシヤ。ヨウタは裏口から勘定方の組合へ、カットはどの規則にもない扉から入っていく。

スペイン語版(日本語版は連載にて順次公開)

『El precio de volver』表紙
第三巻

El precio de volver

谷を出て三年。故郷から一通の手紙が届く。「誰か」になって帰るのは、「誰でもない者」として出ていくより難しい。

スペイン語版(日本語版は連載にて順次公開)

『La ciudad de los ojos abiertos』表紙
第四巻

La ciudad de los ojos abiertos

南へ下る川の先に、五年間探し続けた答えが待っている。だがそれは、想像していたものとは違った。

スペイン語版(日本語版は連載にて順次公開)

『Si somos bastantes』表紙
第五巻

Si somos bastantes

学び続けた少年の前に、帳簿では解けない問題が現れる。——最終巻。

スペイン語版(日本語版は連載にて順次公開)

合本版

全五巻を、一冊に

シリーズ全巻を収録した合本版(スペイン語)。電子書籍・ペーパーバックで発売中。

登場人物

キャラクター

この物語に魔法はない。選ばれし者も、剣もない。あるのは一冊の帳面と、 ポケットのいっぱいの前掛けと、食卓の一枚多い皿——そして、犬。

ヨウタ 設定画

数える少年

ヨウタ・ミカド

十二歳。ボール紙の帳面と、何でも数える癖。瓦も、鶏も、銅貨も——嘘も。 正しい勘定を口にしても、大人は誰も聞いてくれない。……今のところは。

カット 設定画

値のつけられない少女

カタリ(カット)・ハナダ

十一歳。読み書きはできないが、どの規則にも載っていない扉を開けてしまう。 人の心に必要なものを、いつも前掛けのポケットから取り出してみせる。

ハナ 設定画

ハナ

谷でいちばん多くの銅貨に触れ、いちばん手元に残さなかった手。 毎晩、「誰かが来たときのために」と、皿を一枚多く並べる。

クロ 設定画

クロ

組合の掲示板でいちばん古い貼り紙の犬。「あれを見つけるより難しい」が口癖になるほど 誰にも見つけられなかった。見つけたのは、探していなかったただ一人だった。

舞台

元村と、旅の道

山々に囲まれた谷。住人は二百十二人、牛は十四頭。外へ出る道は、ただ一本。

ヨウタの家

ヨウタの家

村はずれ、北の石垣ぎわ。椅子は三脚、皿は毎晩三枚。

広場と泉

広場と泉

誰かが通ると、ひそひそ話が穂のように頭を下げる場所。

古い水車小屋

古い水車小屋

屋根の割れた瓦は四十七枚。——二回数えた。

峠道

峠道

谷から外へ出る、ただ一本の道。最初の辻まで、道しるべは二十二本。

表紙・世界観イラストはAIによる生成です。人物・舞台の画像は本作公式の設定画(settei)です。